「ある方法」を使えば、大学生でも生活保護は受けられます【体験談提供】

レイジです。
「生活保護だと大学に通えない」というのは、生活保護受給者であればよく聞く話です。
それに抗議するかのように、最近では、
「生活保護受給者でも大学に通えるようにしてほしい」
との声が各所から上がってます。
確かに、生活保護は健康で文化的な最低限度の生活を保障するものであるのに、貧乏人は大学に行けないって学問(文化)の自由どこいったって話ですよね。
しかし、いくら騒いだところで、生活保護受給者であるならば大学に通えない事は事実です…
と、世間一般では言われていますが、実は、生活保護でも大学に通う方法があるんです。
これは何も適当言ってるわけでなくて、生活保護で大学に通っている知り合いから聞いた話です。
勿論その知り合いはウソをついていませんし、ルール的にも全く問題はありません。
今回は、そんな生活保護でも大学に通う方法についての話です。
生活保護でも大学に通う方法
結論からお話すると、生活保護でも大学に通う方法としては、夜間・通信制大学に通う事となります。
生活保護で大学が無理というのは、日中(一部)の通学制の話なんです。
よく、世間では
「生活保護だと大学は無理!」
とバッサリ切られている印象ですが、実際はこのような裏ワザがあるわけです。
ただ、理由がないとまず認めてもらえません。
また、大学費用に関しても役所から言及されるため、客観的に見て納得できるような理屈を持っていなければなりません。
では何故、国や役所の偉い人たちは、一括りに
「生活保護だと大学は無理!」
と言うのでしょうか?
僕の推測ですが、生活保護でも大学に通えるという事が公になってしまう、もしくは真っ向から認めてしまうと、奨学金を借りながらバイトをしている貧困大学生が皆生活保護を受けてしまい、お金がかかってしまうからです。
ここは、生活保護の受給条件を満たしている人間に対しても水際作戦をし、若者からお金や労働力をチューチューしまくるような国です。
そう考えると、なかなか辻褄が合う話ではあると思います。
子供は日本の未来を担うので、ガンガン投資した方が良いと思うんですけどね。
お金はどうする?
生活保護で大学に通うとなっても、国がお金を出してくれるわけではありません。
自分で払う必要があるわけです。
とりわけ大学費用として安めであると言える、通信や夜間でも卒業までに70万円はくだらないです。
先程も述べたように、役所からも、
「学費どっから払うの?」
と、絶対ツッコまれるでしょう。
個人的に、外部から学費の支援を受けないと、生活保護で大学に通うことはほぼ不可能であると僕は踏んでいます。
しかしながら、
外部から学費の支援を受けてるのに生活保護なんて受けられるの?
と思う方が殆どだと思います。
確かに皆さんの言いたいことはわかりますが、ちょっと待ってください。
今回に関しては、サンプルがあります。
僕の知り合い(現役大学生の生活保護受給者)の体験談が参考になると思うので、是非ともご覧ください。
知り合いの体験談
僕の知り合いは、20代前半の男性の方で、インターネット(discord)で生活保護の体験談収集をしている際に知り合いました。
個人情報がアレなので、特定に繋がりそうな情報はボカしますが、重要だと思われる情報として、彼は家庭環境の影響で精神疾患を患っています。
そして、毒親から家を追い出される形で生活保護となり、現在一人暮らしをしながら通信制大学に通っています。
ただ、生活保護を受けてから大学に通い始めたわけではなく、実家暮らしの時から通信制大学に通っていました。
しかし、彼は親とは不仲で、ある時殺傷沙汰のようなことがあり、
「学費は払ってやるから家から出てけ!」
と言われてしまいました。(今後一才親には関わらないからその代わり学費だけは払えという交渉を結んだ)
しかし彼は、病気もあって、
「大学には通えるけれど、自分で生活費を稼ぐのは無理ゲーだ」
と思い、生活保護を受けるに至ったらしいです。
彼は親から支援を受けているために、学費を工面する必要がありません。
でも、
「それだと扶養できるんじゃね?」
と、役所に思われてしまいそうですよね。
実際、親族が生活保護受給者(生活保護申請者)を養えると判断されると、生活保護は受けられません。
しかしながら彼のケースでは、家庭に問題があり、その家庭が学費のみしか援助してくれず、生活やその他諸々は支援してもらう事は困難であると判断されました。
ただ、これは扶養の話です。
「家庭が複雑」という理由だけで、大学生であっても生活保護が下りたとは断定しにくいです。
そのため、更に話を掘り下げます。
彼は当初、生活保護を申請する際に、役所の職員から
「大学生ですか?」
と訊かれたとき、申し訳なさそうに大学生であると答えました。
その返答に対して、職員は
「大学生の生活保護は特別な事情がない限り認めていないんです。退学手続きとかしてますか?」
と答えます。
この時彼は、ダメ元で事情(通信大学に通っている事や家庭の事)を話したらしいのです。
すると職員は、長考する素振りを見せた後に、
「後何年で卒業できます?大学で具体的にどんなことしてます?今は仕事してます?将来的にどんな仕事をするつもりですか?」
と、怒涛の質問攻めをしてきて、彼は
・あと2年で卒業できること
・大学での活動のこと
・バイトをたまにしていること
・大学での学びを活かした仕事に就きたいということ
など、質問に対して素直に答えていきました。
すると、職員の彼の生活保護に対して否定的な雰囲気は一変し、生活保護の申請用紙を受理され…結果的に生活保護が通ったらしいです。
ここから推測できることとしては、大学生で生活保護というのは役所もそう簡単に認められないということ、しかしながら、事情によっては認められる可能性があるということではないでしょうか。
こればかりは、役所の人間ではないので推測するほかないです。
知り合いは「大学生なのに生活保護なんて通るのかなぁ…」と、申請してから保護が決定するまでの期間かなり不安だったらしいです。
精神疾患もあり、そう簡単には働けない彼なので、生活保護が通らなかったら、ここまで頑張ってきた大学を辞めることになるわけですから、そりゃ不安にもなるよなぁと話を聞いてて思いました。
ケースワーカーに訊いてみた
余談ですが、僕自身、CWに生活保護を受けながら大学進学が出来るか訊いてみたことがあるんです。
現在は考えが違いますが、一年ほど前は生活保護を受けながら大学進学を考えていたんですよね。
さて、その時のCWさんの返答なんですが、
「生活保護での大学進学は無理なので、さっさと働いてください」
的なことを言われた記憶があります。
今でこそ思いますが、これ、嘘だったのかなぁと。
だって、現に生活保護で大学に通えてる人がいるんですからね。
生活保護運用事例集にも、大学生は絶対生活保護は無理だよ〜とか、生活保護受けながらの大学進学は100%アウトだ〜とか、書いてないんですよね。
僕もこれを知っていたら、今頃大学受験のお勉強に励んでいたのかもしれませんが、高卒でも大して困ってないので気にしてないです。無職だからかもだけど
(問1-9) 就学者の世帯認定等について生活保護世帯に属する世帯員が就学している場合の取扱いについて示されたい。
被保護世帯員のうち就学者の世帯認定については、局長通知第1-1、3、4及び5に示されている。
このうち3、4及び5については世帯の自立助長に効果的であることという前提に立っている。〜略〜
4は、夜間大学等の場合は一定の要件を充足していれば保護を受給しながら就学できる事例である。この場合の要件として、就学する者が稼働能力を活用していることが求められる。稼働能力を既に活用し保護の要件を満たしている者が余暇を活用して就学している場合は、その余暇の時間にどのように過ごそうと自由であり、余暇活用として夜間大学・各種学校等種別を問わず就学することは保護の実施過程における問題はない。余暇活用のため、就労収入から学費等を控除することは認められない。夜間大学等で就学するための恵与金等については、自立更生に充てられるものとして、 収入認定除外の扱いをすることとなる。(別冊問答集 問1-54)
生活保護運用事例集
絶対に通えないということはない
今回の知り合いの話を聞いて、生活保護でも大学に行けることがわかりました。
いや、正確には前々から、生活保護受給者でも夜間や通信大学に通えると言った話は耳にしていたのですが、こうして実例を前にすると、いっそう確信に近づくな〜と。
ネットを見てると、生活保護で大学に通うなんて贅沢者だ〜みたいな意見が多く占めていますが、いやいやそれは違うだろって思います。
中卒・高卒で出来る仕事なんて限られてますし、大学に行って学やスキルを身につけた人間の方が優秀な生産者になり、僕達もその恩恵を受けられる可能性が高いと言うのに…
「大学は贅沢」なんてのは、高卒のワープアか、大学が一般的ではなかった中年層以降の人間が言ってるんじゃないでしょうか。
何はともあれ、「俺は大学でこれがやりたい!」みたいな明確な意思がある方や、親に学費を出してもらえる方は、暇つぶしくらいの感覚で良いので、大学は行っといた方が良いと思います。
後者に関しては賛否両論あるかもですが、タダでステータスが身につくわけなんですから、よほどのお人好しでもなければ、学費は他人任せにして気にしなくて良いかと。
というか、本当に嫌であったり、期待していないのなら、学費なんて払ってくれないはずですしね。
通信制にしろ夜間にしろ、卒業出来てしまえば大卒扱いになります。
大卒の肩書きを得れば、人生の選択肢も広がることでしょう。
このブログを見にきた皆さんが、進みたい道を歩んでいけることを願っています。
また、今回の話をブログに載っけても良いよ〜と言っていただいた、も○○○さん、ありがとうございました。感謝感謝です。
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>>若者からお金や労働力をチューチューしまくるような国です。
働きもせずに文句垂れながら税金からチューチューしまくるような弱者男性レイジ君が何言ってんだ
>>子供は日本の未来を担うので、ガンガン投資した方が良いと思うんですけどね
おまえのような弱者男性に未来などない。死ぬまでナマポで税金チューチューするだけの寄生虫だ
今は働いてますんで許してください^-^;;;