【実体験】生活保護の再申請から無料低額宿泊所へ!無低がどんなところかレビュー!

【実体験】生活保護の再申請から無料低額宿泊所へ!無低がどんなところかレビュー!

レイジです。

前回の記事で、生活保護を廃止にした事についてお話しました。



今回は、その続きのお話です。

東京を出て大阪の役所へ…

12/1、生活保護を廃止になった僕は、東京を出て、知り合いに少々お世話になりつつも、大阪のとある役所へと生活保護の申請に向かいました。

さて、結論から述べると生活保護の申請は受理されました。

しかしながらこちらの役所、水際作戦を仕掛けてきました。

前の記事で水際作戦にあったばかりなのですが、最近流行ってるんでしょうか。



水際作戦を食らった僕ですが、一体どんな事をされたかと言うと、端的に言えば生活保護申請用紙を出してもらえない&自立支援センターをゴリ押しされるって感じでした。

当たり前ですが、生活保護申請用紙を貰えなければ、生活保護の申請ができません。ネットで申請用紙をプリントしてきても良いのですが、今回は水際されるとは思っていなかったので準備はしていませんでした。

ここで、申請用紙を貰えなかった理由ですが、役所の職員さんの言い分によると、自立支援センターに行ってもらうかららしいです。

自立支援センターとは、簡単に言ってしまえば住所不定の方に住居が与えられ、そこで半年間の間に就職させると言う場所になります。もし半年間頑張っても上手くいかなければ生活保護が申請できます。

平成29年5月(29年1月調査)に公表された「ホームレスの実態に関する全国調査」 において、大阪府内のホームレスの人の数は、全国で東京都に次いで多い1,303人 となっています。

 これらのホームレスの人のうち、約3割が「きちんと就職して働きたい」と望んでお
り、その半数が現に求職活動を行っているという状況にあります。

ホームレス自立支援センターは、これらの「就労意欲があり」かつ「働ける状態にある」人たちを対象に、就労による自立を支援するための入所施設です。

この施設は、国の補助を受け、平成29年4月現在、大阪市が1ヵ所設置しています。
ホームレス自立支援センター

ただ、自立支援センターに入る事が決まってしまっては、生活保護は申請できないのです。

 

また生活保護?生活保護なんて受けてないで、さっさとセンターでもなんでも良いから行ってきて働けよ!怠け者が!

 

と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、僕は仕事ができない人間です。。。

恐らく、ADHD、ASDが絡んでいるかと思われます。

これは虚言ではなく、過去の記事でもある程度説明がつくと思われます。



 


自立支援センターに行ってしまっては、僕はかなりの確率でうつ病になるか、失踪してしまうでしょう。

そのため、自立支援センターは断らせていただきました。

しかしここでも

 

君みたいな若い人は自立支援センターに行く事になってるんだよ。だから生活保護の申請はダメなんだよね。

 

とゴリ押しされてしまいました。

これにははっきり言って困りました。。。が、

 

あの…すみません…厚生労働省のページには「生活保護は誰でも申請できる」みたいなこと書いてあるんですけど…これってルール的にどうなんですか…?

 

えっ!?…少々お待ちを…

 

と、多少強引にはなりますが生活保護法をもって申請させていただきました。

また、もしこれでダメでも録音をしていたので、これを偉い人に報告してしまえば対処は可能でした。伊達に生活保護の情報の発信してませんし、言っちゃなんですが、法律は絶対ですからね。。。今回は僕に非はないと思うので許してください。。。水際する方が悪いと個人的には思うんですが・。・;

 

大阪を選んだ理由ですが、大阪は治安は悪いですが、良い家が確保しやすく、物価が安いからです。また、一時的に匿ってくれる知人がいたのも大きいかと。ぶっちゃけ気分転換に近いですね。

 

無料低額宿泊所へGO!

生活保護の申請を受理してもらった後は、物件が見つかるまでの仮住まいとして無料低額宿泊所(無低)を紹介してもらいました。

場所は大阪の西成区になります。

ここで皆さんにお願いなのですが、無低の職員さん達は特定を非常に恐れています。そのため、写真は載せられませんし、これから話す内容で

この無低知ってるぞ!住所は大阪の〜

 

みたいな書き込みはやめていただけると助かります。あくまで西成区に存在する無低との認識でお願いします。

https://twitter.com/reiji_revelzero/status/1598196971218423810?s=20&t=p-zP7TJDCl5Q5BPtWwLyCw

さて、無低に入るため西成区に到着した僕ですが、いきなり無低に直行するわけではありません。

まず、結核検査なるものをしました。

僕が行く無低は集団生活なので、感染するような病気を持ってる人がいるとやばいからですね。

福祉センターなるところで検査を数十分で終わらせたら、さっさと無低に行きます。

いざ無抵に入ってみると、職員さんが優しく対応してくれ、どうして無低に来たのかなどの面接をされ、無低内をぐるっと回った後、部屋に案内してくれました。

無低での面接

面接の内容ですが、何故無低に来たのか、学校は卒業しているのか、仕事はしていたのか、など、結構ありきたりな事を聞かれました。

ただ、印象的だったのが個性に関する話をされた事です。

若くして無低に来る方は、良くも悪くも変わり者が多いです。その変わっている人間である僕を『個性だよ!』と励ましてくれました。

確かに、近年ではADHDの青年が自殺した話が大きく話題になりました。変わり者は、なかなか生きづらいです。変わっている事を個性と言われ怒る方もいますが、僕はこの方が励ましの意味で言ってくれてるのがわかったので嬉しかったです。

無低のスケジュール、設備など

さて、肝心の中身なのですが、、、言い方はアレなのですが、ちょっと豪華な刑務所って感じでした。

食事の時間や風呂の時間、就寝の時間も決まっていて、外出も許可制です。

設備で言うと、学食のような食堂、こじんまりした公衆浴場、トイレは学校の寂れたトイレ、部屋は10畳ほどの部屋に2段ベットが5つ、と言う感じでした。


(スケジュール)

食事:朝 6:45~7:10。昼 11:35〜11:50。夕 17:40〜18:00

入浴 15:30~17:20(日曜日は休み)

外出 6:00~20:00(20時以降は外出禁止)

就寝 21:00~

無低に住んでいる人

無低には50〜60代ほどのご年配の方が9割ほどを占めているように見えました。

そのせいか、食堂でご飯を食べていると結構チラチラと見られました。

ただ、みんな死んだ目をしているのが怖かったです。まるで、僕も将来こうなるのかと思わざるを得ない光景でした。

施設の中で孤独に生きていく人生は僕は避けたいと思ってしまいます。

決して無低に入ってるご年配の方を否定してるわけではなく、僕はそう思うと言うだけの話です。

まとめ

僕が行った無低は想像よりかはマシな場所でした。職員の方は丁寧ですし、ご飯にゴキブリが入ってもいませんし、寝る時も周りは静かでした。(たまに痰を吐く音が聞こえてきますが)

ただ、集団生活が辛い事、若いと孤独に感じる事はあるので、うつ病や精神的に不安定な方は入居を避ける事をおすすめします。

真っ当なNPOに頼ってちゃんとした住居を提供してもらうか、一時的な個室を用意してもらうなりしましょう。



余裕があれば、物件探しの記事も書こうと思います。早くこの閉塞的な環境から脱出したいです…

ここまで読んでいただきありがとうございました。