【大学行くな】お金がない凡人は大学へ行かない方が良い理由について高卒が解説してみた

追記:この記事は「お金がない凡人の方」は大学に行かない方が良いという記事です。
お金があり、なおかつ大学生活が苦痛でないのならば、大学は卒業してください。
レイジです。
最初に一言…現役大学生の皆様、不快になるようなタイトルをつけてしまって大変申し訳ありません。
しかし、これは本当に全学生、特に中学、高校生に知ってもらいたかったので記事にしました。
こんな記事を書いておいてなんですが、筆者自身は大学に行っておりません。20歳高卒無職です。
僕が僻みで書いているとかではなく、様々な大学生、大卒の方の話を聞いてこの記事を書こうと思い立ちました。暇つぶしにでも読んでいただければ幸いです。
それでは、なぜお金がない凡人が大学に行ってはいけないのかについて解説していきます。
大学に価値がない
皆さんもご存知の通り、今の大学というのは「とりあえず行っとけ」「行くのは当たり前」「就職を有利にするために行く場所」と言った価値観があります。
しかしこれは一昔前の大学の価値観とは大きく逸脱しています。
それこそ数十年前の大学は「本当に行きたい人が行くべき」「真剣に学べるものがある人が行くべき」ものでした。
それが今では大学に行くのが当たり前という価値観。これは言ってしまえば大学の価値が下がっていることを指しています。
例えば、10人中1人が大学生でしたら少数であり、価値がある状態ですが、10人中9人が大学生であれば過半数を占めるため価値は無くなります。
そのため、今であれば「大学に通っている」と言っても「ふーん、そうなんだ」で終わりますが、40年前の大学生なんてそれこそエリート扱いだったはずです。
そして恐ろしいのは、大学という存在はピンキリである点です。
大学は東大と呼ばれるSランクから、誰も名前も知らない偏差値30のFラン大学と呼ばれるものがあります。
この中で自分が価値がある大学生になるためにはどこに行けばいいでしょうか?答えは簡単、Sランクと呼ばれる大学です。
でもSランクの大学なんて誰でもいけるわけではありません。
偏差値60くらいだったら凡人でも努力次第でいけますが、70やそこらとなると100%才能が必須です。「俺は努力のみで東大に行った!」と言ってる方も、確かに努力は凄まじいでしょうが、優秀な才能は嫌でも絡んでいるわけです。
話を戻しまして、Sランクの大学に行けないとなると必然的に下のランクの大学に行くことになります。
ここでまたまた恐ろしいのが、かなりの努力を要する国公立大学ですら中央付近のランクなのです。
有名な大学群に日東駒専というものがあります。これは一般人からしたら十分頭がいいのですが、大学生という括りで捉えると大して価値がないのです。
簡単に話をまとめると、昔の大学生は「大学生である」というだけで価値がありました。
しかし今ではこれだけでは価値はつきません。なぜなら大学に行くのは当たり前だからです。
昔でいう「高校を出るのは当たり前」という「高校」の部分が「大学」に置き換わったに過ぎないのです。
価値をつけるためには、それこそ東大、慶應のような上位帯の大学に行かなければダメなのです。でもそんな大学には才能を持った人しかいけません。
「将来的にお金稼ぎに繋がりそうだから大学には行っておこう」と言う短絡思考はやめましょう。
説明がよくわからない方は簡単に経済学を齧ってみるのがおすすめです。多分この話を中学生の僕にしてもわかってもらえないと思いますので…

学費が頭おかしい
大学に行くためには多額の学費がかかります。安くても数十万、平均レベルで数百万、高いと数千万なんてのもザラです。
この学費、皆さんは感覚が麻痺しているから気付かないかもしれませんがめっちゃ頭おかしいです。
なんで将来の役に立たないような講義を受けるだけでこんなに学費がかかるのか。学部によっては実験だの研究だのもありますが、それ込みでも高すぎです。高校の学費を見てください。公立なんて年間10万ちょっとが良いところです。
この学費を本当に勉強がしたくて使っているのなら良いでしょう。でも今の大学生のほとんどはそんな目的で大学に行っているわけではありません。
そんなやりたくもないことをやって金を払うくらいだったら、株に使うなり自己投資に使うなりした方が100%マシです。
こんなことを言うのもなんですが、ほぼ遊びみたいな感じで私立大学に通っている女性いるじゃないですか。絶対あのお金美容関連に使った方元取れると思うんですよね。なぜなら見た目の生涯年収格差は2700万と言われているからです。
これは僕も思っており、見た目が良いととにかく得することが多いです。特に今はルッキズムが加速しており、なおかつ見た目が社会的評価に直結する女性であれば尚更です。(筆者の見た目はチー牛です)
でも、この学費を親が出してくれるんだったら全然問題ないんですよね。
続いては、大学における最凶の存在、奨学金について語っていきます。
奨学金はサラ金よりヤバい
2022年現在、大学生のうちの約半数が奨学金を利用していることが明らかになっています。
日本学生支援機構の「平成30年度 学生生活調査」によると、奨学金を受給している学生の割合は、大学(昼間部)で47.5%、短期大学(昼間部)で55.2%、大学院修士課程で48.0%、大学院博士課程で53.5%となっています。
なお、幅広い分野の学士課程の修了者や社会人を対象とした大学院の専門職学位課程では、41.1%となっています。
jili 奨学金を受けている学生の割合はどれくらい?
この奨学金を借りたことをひどく後悔する学生が続出しています。
それもそのはずで、大学にかかった学費を返済するのなんてかなりの年月を要します。40代くらいで返済を終える方が多いそうですが、40代って…もうね、ふざけんなよと。それまで一生奨学金という枷がついてまわるわけです。
後悔するだけならまだ良いでしょう。最悪なのは返済が滞っての自○や家族との不仲です。
奨学金って、返さなきゃいけないものと思い込んでしまうので会社もやめにくくなるんですよね。「この会社を辞めたら返済が…」みたいな感じで。これって完全に債務者の思考じゃないですか。
僕が奨学金を借りるとするのならば満額借りて全部投資に充てますが、並の学生にそれができるかと言われると厳しいでしょう。コスメティック田中さんというYoutuberが僕と同じ思考をしていて実際に実行したらしいのですが、コメント欄では賛否両論でした。
奨学金ってサラ金より怖いと思うんです。サラ金って『逃げ』ができるじゃないですか。自分で勝手に借りて返さない。客観的に見てクズですが、それでも信用がなくなるだけであり、そこまで大きな問題ではありません。
でも奨学金で連帯保証人を家族に任せて逃げの選択を取ったとなると、もう阿鼻叫喚です。奨学金は逃げすら許されないのです。
さらにタチが悪いのが「奨学金は大学に行くための綺麗なお金です!」みたいなことを国は言ってるわけじゃないですか。でもやってることはサラ金より悪質なんですよ。それをお金の知識がろくにない高校生に「奨学金借りますか?^^」って…ぶち転がすぞって話です。
現に僕も高校生の頃大学進学を考えており、奨学金相談会みたいな高校が独自に放課後教室で開いていたイベントに行ったのですが、これがもうひどいです。
みんな奨学金の重さをわかっていなくて
お前どれくらい借りる?俺はなんとなく満額!
お前がそれなら俺も満額で!大学行っていっぱい遊ぶぜ〜
みたいな会話が繰り広げられているわけです。
もう地獄です。彼らの家庭がもし裕福でなければ、社会人になった時地獄を見るわけです。
とは言っても、これは学生が悪いわけではありません。奨学金の重さを悟らせないように巧妙に立ち回っている国がクソなのです。
大学に行って得することとは?
勉強したい人は大学に行けば楽しめる上能力がつきますし、頭がいい人は価値がある大学生になれるのでおすすめという話をしたわけですが、それ以外の目的で大学に行く意味は果たしてあるのでしょうか。
僕個人の考え方としては、大学に行って大学生活を楽しめるのなら全然アリだと思います。
思い出というのは何者にも変えられません。楽しい大学生活にはそれだけで数億円以上の価値があるといえるでしょう。
逆に言ってしまえば、勉強もあまり得意ではない、大学でやりたいこともない、大学で楽しむつもりもない(もしくは楽しめない)という方は行く意味がないと言えます。
嫌々大学に通っていても思い出は得られると思いますが、そんな無駄な大学費を払ってまで作る思い出ではないはずです。その数百万を使って別のことをした方が良い思い出になる可能性が高いです。仮に大学に居場所がない人でも、ルートは沢山あるのですから。
大学の中退について
大学生の中には中退を考える方もいるでしょう。
もしも「卒業まであと少し!」みたいな方であれば嫌でも卒業しておいた方が親も安心しますし後々便利に働きそうではあるので卒業をお勧めするのですが、もしも「大学一年目でもう行きたくない」みたいな方がいましたら、個人的には中退することをお勧めします。
そうやって悩んで面白くない生活を送っているうちにも、若いうちの貴重な時間というのは過ぎていきます。そして、目に見えないところでお金も減ってます。
中退したら終わりなんてことは決してありません。それは僕の身の回りの人を見ていてつくづく思います。高校中退、大学中退、そんなところから成功者になった人も見ています。「卒業しなきゃヤバい」なんて誰かが勝手に流したデマに過ぎません。
現に、高卒ホームレスから生活保護を受けてる僕だって、こうやって徐々に立て直しています。絶望の側には希望があることを忘れないでいただきたいです。
生活保護の僕が大学生を見ていて思うこと
正直僕は渋々行きたくもない大学に通っている全大学生に「学校なんて辞めても良くね?」と問いかけたいです。
僕はどのルートを辿るのも自由です。このまま無職を続けるでも、新しいことに挑戦するでも。
しかし、大半の大学生には就職というプレッシャーがあることでしょう。それだけ切羽詰まっている状況だと、別のルートを取るという発想も出てきにくいと思われます。
生活保護の僕はただぐうたらしてるだけでもお金が入ってきます。一方、大学生は徐々にお金が減っていきます。
これがメンタル的にも全然安定度合いが違くて、大学生は何かに追われるように生きなければならないのが厳しいんです。突き抜けた学生ならやりたいことをやるのでしょうが、何度も言うようにそんなのは誰にでもできることではありません。
そう考えると、お金をもらいながら好きなことをできる僕はやはりずるいなと思います。
ずるいと言っても、生活保護は誰でも受けれますし、行動さえすれば良いわけなのですが、頑張っている同年代の大学生を傍らにこうして恋愛サーキュレーションを聴きながらブログを書いているという…
こんな「頑張っている人が報われず、ダラダラしてる奴が得をしている」状態に僕は納得いかないのです。
僕がこのルートを取れたのは、僕が良くも悪くも常識から逸脱した人間だからです。でもこの行動を一般人が取ることは難しい。
そのため、一般大学生や一般中高生の皆様方に、一度自分の状況や進路について考え直していただければ良いなと思いこうして記事を書きました。
僕のブログを読んでいる人なんて変人しかいないと思いますが、もう自分から地獄に突っ込んでいく人間は見たくないです。僕と同じルートを勧めるわけではないですが、このような生き方もあることをぜひ頭の片隅にでも留めていただければ幸いです。
また、僕に大学生活の話題を提供してくれた数々の現役大学生、大卒の方々には改めてお礼申し上げます。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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