【体験談】客引きにはついていくな!歌舞伎町の裏カジノに連れて行かれた話

【体験談】客引きにはついていくな!歌舞伎町の裏カジノに連れて行かれた話

※筆者は違法賭博を1mmもやっていません。

レイジです。

最近、友人が東京の歌舞伎町に来ているということで歌舞伎町に行ったんですよね。

そして友人と歌舞伎町をぶらぶらしていたら客引きをされました。

客引きというのはいわゆるキャッチで、通行人に声をかけて集客することです。

昔はセーフだったんですが、最近では普通に違法です。でも歌舞伎町ではそんなのはお構いなしにバンバン客引きがなされています。

僕は見た目がキモオタで弱そうなのもあってか、歌舞伎町を歩いていると100%客引きを食らいます。

ただ、今回の客引きは異質でした。

今までの客引きは、キャバクラ、風俗、飲み屋などでしたが…

今回は裏風俗、裏カジノ(闇カジノ)です。

つまり、バリバリ違法のバキバキの闇です。

普通の人間だったらそんな客引きをされたらすぐに逃げるところ、僕はスリルがあることが好きなのでホイホイとついて行ってしまいました。

今回は、違法賭博をガチで目の前にしてしまった筆者による体験談です。

当たり前ですが、僕は1mmも賭博していませんし、触れてすらいないのでご安心ください。

違法なカジノ(賭博施設)をいう。闇カジノ。違法カジノ。

日本では刑法で賭博行為を禁止しているため、カジノはすべて違法であるが、バカラテーブルやスロットマシンなどを配置した店舗型カジノや、インターネットを利用したオンラインカジノが存在する。

コトバンク

客引きの様子

客引きは至って普通の客引きです。

友人と二人で道を歩いていると

 

ちょい!そこのお兄さん!おっぱい揉まない!?

 

とヤンキーのような見た目をしたお兄さんに声をかけられました。

一瞬「こいつの胸!?」と思いましたが、1秒後には女の子の胸のことだと理解しました。

これは典型的な風俗キャッチです。

どうせなので、僕はこれに乗っかってやることにしました。というか、僕は客引きされたら毎回乗っかります。

 

いいっすね〜料金はどれくらいですか?3万円までしか出せませんけど…

 

十分ですよ!じゃあ今から案内人呼びますね !

 

そういうと客引きのお兄さんは電話を初めて、好青年を召喚しました。

 

どうも!お兄さん、女にします?ギャンブルにします?どちらも裏です。

 

どうやら、女性で遊ぶかギャンブルで遊ぶか、好きな方を選べるようです。

そして何より気になったのは裏という言葉。どういう意味かというと、裏風俗や裏カジノといった違法な遊びを紹介してくれるというのです。

好奇心旺盛な僕は、裏や闇という言葉を聞いて

 

ギャンブル興味あります!行きたいです!ただとりあえず見学で^^;

 

みたいなことを言って案内人についていきました。女性ではなくギャンブルを選んだ理由は、賭博漫画が好きなことが影響してそうです。


 

裏カジノへレッツゴー!

裏カジノは歌舞伎町内にあります。僕は二つのカジノに案内されました。

一つ目はどこにでもありそうなマンションの5階の一室です。

扉は防音性が高そうな重い鉄扉で、案内人がインターホンを押すと中からスーツを着たおっさんが出てきました。

 

健康保険証と免許証の提示をお願いします。

 

なんと、個人情報を見せろと言われてしまいました。

ただ、僕は健康保険証なんて持っていなく、ちょっとヒヨったのもあって

 

すみません。健康保険証は忘れて…免許証はあるかな…

 

と答えました。

すると案内人が

 

あれ?免許証はあるってさっき言ったよね?

 

と脅しをかけてきました。やはり、ここでヒヨるような輩は許さないようです。

ただ、ここは健康保険証と免許証の両方が必要なので、結局ここのカジノは利用できませんでした。

続いては二つ目のカジノです。

二つ目のカジノもマンションで、2階の端にありました。

こちらもインターホンを押すと中からおっさんが出てきます。

ここでは最初に身分証をみせずとも中になる受付までは入れるようになっていました。

中に入ると、それこそカイジに出てくる裏カジノのようなものが広がっていました。

受付

受付では、名前、運転免許証、電話番号が求められました。

渡された用紙に名前を書くと、それは本当に本名なのかどうか尋ねられました。意地でもズルはさせないつもりのようです。

同じく電話番号も、しっかりと繋がるか確認されました。

そしてヤバいのが運転免許証なんですが、これはバリバリに写真とコピーをとられていました。

一連の手続きが終わると会員証が貰えます。

 

 

会員証には裏カジノの名前と会員番号、僕の氏名が書かれていました。

会員証を作り終えたら、あとは自由にカジノで遊んでOKです。

と思ったら、一つ受付の人から注意点を述べられました。

 

この業界では動画の撮影は禁止です。もし撮影を見かけたら…あとはわかるな?

 

みたいな事を言われました。ただ、録音はダメとは言ってなかったので僕はバリバリに録音してました。

一通り中を見終わったあとは、友人に頼んでカジノから脱出しました。

裏カジノって一回入ったら脱出しにくいイメージがあるのですが、電話をかけてもらうことによって事を急する感じの雰囲気を演出して脱出したんですね。

 

掛け金

裏カジノは違法なレートでギャンブルをしています。

僕が行ったところはスロットが沢山あり、他の遊びは何回か通わないとできないシステムになっていたのですが、スロットだけでも一回200円のようなスロットがありました。

もうこれ、完全にカイジの世界です。この台を前にした時はかなりテンションが上がっていました。

自動でスロットを回せるシステムみたいなのもあったんですけど、あれって何が楽しいんでしょうね。

ヤバいポイント

掛け金以外にもヤバいポイントはいくつかあるのでざっと紹介していきます。

免許証のコピーを取られる

僕は面白そうだな〜と思って免許証のコピーを簡単にさせてしまいましたが、これ、かなり危険です。

免許証さえあればお金を借りたり医療ローンが組めたりするので、一歩間違ったら大量のお金や信頼が失われてしまう可能性があります。

まぁ僕は失うものがないので構わないって感じですね。

監視がある

カジノ内を徘徊していると監視の目が厳しいことに気がつきます。

僕の一挙一動に至るまで目を凝らしているため、ちょっとでも変な行動を起こそうものならその場で潰されてしまいます。

特に僕はギャンブルをするつもりもないのに入ったので、そう勘付かれないよう装うのに苦労しました。

下手したらボコられる

裏カジノは法律が通用しない世界です。なんでもありな世界なため、あちらに不都合があるとボコボコにされる可能性が高いです。

今回僕は動画の録音もとい撮影をしていましたが、あれもバレていたらしばかれていた可能性大でしょう。密閉された空間ですし、闇の世界の住人とキモオタが戦っても勝てる可能性がないので見つからないよう祈るしかありませんでした。

裏カジノへの行き方

裏カジノは一見さんお断りです。特殊なルートでないと行けません。

そのルートとは紹介です。芸能人や有名人でしたら特定の人から紹介がかかってくるかもですが、一般人は路上での客引きがメインになります。

つまり裏カジノに行くためには客引きガチャを引く必要があるわけですね。

裏カジノは勝てない

裏カジノは絶対と言っていいほど勝てません。

普通に考えればわかるのですが、キャッチや監視員で人件費をバリバリかけてるわけですが、そのお金はどこから出てくるのでしょうか。

答えは裏カジノにやってくるカモです。

 

裏カジノで一発当てて人生逆転!俺最強!

 

みたいなぬるい事を考えている人間からお金を搾り取るのです。

ただ、裏カジノには頭のネジが外れている人が多いので論理的な説明を施しても止められないことが多いです。

僕は仮に裏カジノが合法になったとしても絶対にやらない自信があります。

まとめ

裏カジノって本当に存在したんですね。今まで都市伝説だと思っていたので驚きです。

しかし、裏カジノは違法、犯罪です。

これは経営者はもちろんのこと、遊んだ人も賭博罪として罪に問われることがあります。

さらには、個人情報を抜き取られて悪用される可能性も孕んでいます。

裏カジノに誘われても、絶対に行かないようにしましょう。

刑法185条 単純賭博罪

-賭博をした者は、五十万円以下の罰金又は科料に処する。

刑法186条1項 常習賭博罪

-常習として賭博をした者は三年以下の懲役に処する。

刑法186条2項 賭博場開帳等図利罪

-賭博場を開張し、又は博徒を結合して利益を図った者は、三月以上五年以下の懲役に処する。

そもそも、ギャンブルをやる自体あんまり良くないんですよね。ギャンブルをやると快楽物質の出し過ぎで人間の頭っておかしくなっちゃいますし、一番は平凡な暮らし、平凡な趣味です。

これから先、免許証が悪用されるかどうか期待しながら過ごすことになりそうです。もしされたらそれもネタにできますね。

今回の件で勘違いされたくないのが、僕は自ら炎上系ブロガー、炎上系Youtuberのようなものになる気はさらさらないということです。

面白い話が歩いてきたから乗ってきたのであって、自分からヤクザの家に乗り込むみたいな行為はしないのでご安心ください。多分しない。

皆さんは僕みたいに調子に乗ったことはせずに、客引きをされたらダッシュで逃げるようにしましょう。

ここまで読んでいただきありがとうございました。