ホームレスのすゝめ。ホームレス経験がバイト経験なんかの100倍は役に立っている件について

ホームレスのすゝめ。ホームレス経験がバイト経験なんかの100倍は役に立っている件について

レイジです。

僕は今現在生活保護を受給しているわけですが、それまではホームレスをしていました。

ホームレスをしていた理由としては、生活保護を受けるためと、単純にホームレスをすること自体に興味があっったからです。

ホームレスって、この世の終わりみたいに語られることが多いじゃないですか。

実際、僕は学生時代に東京の修学旅行でホームレスを見かけたことがあります。

その時、近くにいた教師から「あんな大人にはなってはいけない」と言われました。場所、記憶、時間帯、鮮明に覚えています。

記憶に焼き付いている理由としては、当時の僕からしたら興味深い存在だったためと思われます。

一方、教師の言い分に背くかの如くホームレスをしていた僕ですが、実際にホームレスをやってみると世間一般で言われているより全然ダメな存在ではなかったのです。

ホームレスをすることによって得られるものは、皆さんが思っているよりめちゃくちゃあります。

僕はよく「経験を得られるからバイトをしろ、仕事をしろ」みたいなことを周りからよく言われていました。

しかし、そんなのは所詮平凡な人生を送っている一社会人の言葉に過ぎません。

僕は今までコンビニバイトや家庭教師などのさまざまなバイトをしてきましたが、正直に言ってホームレスに勝る経験はなかったように思います。

この記事を書いている今現在、なぜ周りの大人がホームレスを経験することを勧めないのが理解できないくらいには素晴らしい経験が得られます。

身の回りでも、ホームレスを経験することを勧めている人なんて見たことがありませんし、いっそのこと僕が進めることにしました。

というわけで、ホームレスをすることによって得られるものについてお話ししていきます。

ホームレスをすると得られるもの

屈強な精神力(根性)

ホームレスは過酷な環境に身を置きます。

寝床もその日その日で自分で確保しなければなりませんし、家のようにゴロゴロしていることもままなりません。

日によっては、何も食べないで計画を立て行動したりもします。

このような生活を繰り返すわけなので、嫌でも根性が身に付きます。

よく

 

バイトは大変だぞ〜大変だから経験になるんだよw
だから黙って俺が勧めたバイトをやれ(半ギレ)

 

という感じのバイト信者みたいな人がいたりしますが、大変度で言ったらどう考えてもホームレスの方が上です。

おそらくですが、バイトは大変だのなんだの言って説教している人間はバイトより大変な経験をしたことがないのだと思われます。僕が働いていたコンビニの女性(コンビニバイト歴20年)がそんな感じでした。

バイトをすることによって根性を身につけるくらいだったら、ホームレスをして根性を身につける方が手っ取り早いです。

それもそのはずで、バイトはすぐに始めることはできませんが、ホームレスはいつでもどこでも始めることが可能です。

ホームレスは、甘えたバイトなんかとは違い気を抜いたら死にかねない生活を送ります。皆さんも、バイトは経験になるマンが現れたらホームレスをやらせてみて本当の経験を教え込んでやりましょう。

最適な行動(知識)

ホームレスは基本的に食料調達や寝床確保のやめに動き回ります。動くということは体力が必要です。

しかし、先ほども述べたようにホームレスは過酷な環境で生活するため、体力なんてすぐなくなってしまいます。

そのため、体力の温存を図るわけですが、ノープランで行動していては100%体力の方が先に尽きます。

限られたお金と体力で、最適な行動をしなければホームレスは生き延びることはできないのです。仮に数日は大丈夫だったとしても、ノープランではすぐにガタが来てしまうことでしょう。

最適な行動をとるには、頭を使わなければなりません。つまり、必然的に知識が付くのです。

最適な行動を導き出すために、僕は日中は本を読むことが多かったです。本を読めば視野が広がるため、選択肢が増えると考えたからです。

また、ネットで寝床や食料確保、仕事、生活保護のことについて調べたりもしました。

ホームレスを開始した時、僕はスマホを所持していなかったので、ネカフェ、もしくは携帯ショップで検索をすることが多かったです。

ここでいう知識とは、常日頃使える知識はもちろんのこと、もしもの時に頭を回転させる臨機応変のような能力も身につけることが可能です。

行動力

前述と若干被るのですが、ホームレスは行動しなければ息絶えてしまいます。

ニートや学生と違って、友人や親、誰かに甘えたりすることができません。

そのため、嫌でも行動力が身に付きます。

人間というものは、行動力さえあれば意外となんとかなってしまうものです。

事実、僕は能力値的には雑魚に等しいですが、行動力だけが飛び抜けているのでどんな窮地に陥ってもことなきを得ています。

また、ホリエモンさんやひろゆきさんも「行動力こそが最強」のようなことをおっしゃっています。

今の世の中、知識や才能はあっても行動力がない人はたくさんいます。

そんな人たちに差をつけるためにも、行動力という能力は必須ですし、その行動力が嫌でも身に付くホームレスが最強なのです。

忍耐力

ホームレスではネットカフェや公園などで寝泊まりすることが増えます。どんな嫌なことも生きるためにしなくてはいけません。

そんな生活をしていると、必然的に忍耐力が身に付きます。タフになるのです。

忍耐力が付けば、ちょっとやそっとのことじゃへこたれなくなります。

最近僕はヒッチハイクをしたのですが、その時もホームレス時代に培われたであろう忍耐力で乗りきることができました。

体がどんなに疲れようと、生活するためには行動しなければならない、もはや原始人のような気持ちになれます。

たまに

 

縄文時代に行きて〜絶対楽しい笑

 

と言っているጎンቻ君がいるのですが、そのような方は一度ホームレスを体験してみましょう。それで大丈夫なようだったら縄文時代に行ってください。

 

ホームレスを始めるには?

ここまでホームレスの魅力を語ってきましたが、自分に合ったホームレス生活を始めるには準備が必要です。

特に、ホームレスは手持ちアイテムや季節によって難易度が大幅に変化してきます。

ここからそれらを場合わけにして解説していきます。

イージーモード(秋、クレカ使用有り、1週間)

お試しでホームレスをしてみたい方は、リュックやキャリーバックにある程度の荷物を入れて、ネカフェを利用しつつホームレス生活をしてみましょう。

正直、これだけでも結構きついと思います。

ネカフェはホームレスにとっては楽園みたいなものですが、一般人からしたらネカフェは寝る場所なんかじゃありません。おそらく寝るのにかなり苦労することでしょう。

また、ちょっとした移動の際でも大きな手荷物を持っているとかなり苦労します。

しかし、秋ならば気温が優しいので、肉体的には陰キャラもやしマシマシチーズ牛丼君でもいけるはずです。

ノーマルモード(夏、現金3万円、2週間)

ある程度肉体に自信がある方は夏場にホームレスをやってみましょう。

クレカと違い使えるお金も限られているので、適当な生活は許されません。2週間で3万円の生活は家の中だと楽勝ですが、外でネカフェばっかり使っていたりするとあっさり無くなります。

夏場は外は蒸し暑いですし、虫も出ます。日差しにより体力も奪われることでしょう。結構頭を使う必要が出てくると思います。

ハードモード(冬、現金1万円、スマホなし、1ヶ月)

ホームレスとか楽勝だろ!と言う方は冬場に一万円を握りしめ、スマホを持たずに1ヶ月ほどホームレスをしてみましょう。これは僕がやっていたホームレスと同じ条件です。

外では寒くて寝れないですし、お金も一瞬で尽きてしまいます。

冬なので着替えで荷物も嵩張りますし、虫を捕まえて食べることもできません。

こうなるとほぼ物乞いのようなホームレスになるか、働くホームレスになるかの二択だと思います。

僕は日雇いで働いて生計を立てていましたが、体力も削られますし、生存するためにかなり頭も使います。

これさえ乗り越えればホームレスマスターと言っても過言ではありません。一年中ホームレスやってたりする人がいたりしますが、あの人たちは人間をやめているので比較対象にはなりません。

 

ホームレス生活の一番の敵は荷物です!これがあるだけでやれることがかなり絞られますし、体力も削られます!
僕は途中で手荷物の大半を捨てました!金額にして5000円ほどの損失ですが、これも生き延びるためなのです。。。
ちなみにおすすめのネットカフェは代々木のカスタマカフェです。

 

ホームレスになったら人生終了は嘘!

今更いう必要もないと思いますが、ホームレスになったら人生終了なんてものは嘘っぱちです。

現に、僕はこうして家も確保していますし、ブログも書いていますし、快適な生活を送っています。欲を言えばゲームが欲しい

ここまで来たら、社会復帰は目前です。社会復帰とはいかずとも、人生の再起くらいだったらなんなくできてしまいます。

おそらく、ホームレスが終わりだのなんだの言う人は、ホームレスをやったことがないからそんなことが言えるのでしょう。

ホームレス時代に培われた行動力を活かして年収数千万まで上り詰めた人もいますし、インフルエンサーと化した人だっています。

また、マジでホームレスで困っていたとしても生活保護を受けてしまえば解決します。

僕自身、ホームレスから生活保護へと至っていますからね。

生活保護法では住民登録をしていない路上生活者でも生活保護の申請はできるとされている。このときは福祉関係のボランティアも一緒だったため、その人物が詳しく話を聞き、後日福祉事務所に相談へ行ってみないかという話になった。このように、情報がないために生活保護を受けずに路上生活をしている人間もいる。

日刊SPA! なぜホームレスたちは生活保護を受けないのか?

まとめ

繰り返しになりますが、ホームレスをすることによって得られるものはとても多いです。

無料でいつでも始められるのに、やらない理由がありません。

このブログを読んだニート君は、今すぐ手に持っているゲームとポテチを投げ捨てて、ホームレス生活をしてみましょう。夏休みを暇しているキッズ君にも自由研究としておすすめです。

ちなみに、僕はもう二度とホームレスはしたくありません。

ここまで読んでいただきありがとうございました。