日雇いバイトを1時間でバックれてしまいました…底辺職には誇りがあるなんて綺麗事ですよ。。。

日雇いバイトを1時間でバックれてしまいました…底辺職には誇りがあるなんて綺麗事ですよ。。。

レイジです。

本日、日雇いでちょっくら働いてきました。

理由は、引っ越しでお金を使ったのでピンチなのと、体力が余っているのと、Youtubeのコメント欄で働かないのか聞かれることが多かったからです。

なので、働いているところを皆さんに見せつけて「僕は頑張れば余裕で働けるんです」アピールをしようとしたところ、わずか1時間でバックれてしまいました。

これを聞いて皆さんは

 

根性なし!クズ!ニート!バックれとか最低だ!

 

と思うかもしれませんが、これがマジで大変だったのです。

巷では、底辺職ランキングなるものが話題になっていますよね。

僕は底辺だなんだと職業差別のような物をするつもりはないですが、おそらくですが、僕が今回働いた仕事はあまり人がやりたがらない仕事だったと思います。

今回は、そんな辛めな仕事をしてきた僕が、日雇いの過酷さを語りつつ、底辺職や今回の炎上について思うところを語っていきたいと思います。

一応言っておきますけど、差別的な意味合いは含まれていませんからね。あとバックれてすいません^^;


日雇いの内容

僕が今回やってきた日雇いは、30kgほどの段ボールをひたすら荷台に乗せていく作業です。

運送業のトラックに荷物を積む仕事の一端を担っている感じです。

僕、今回大きく勘違いしていたことがありまして、乗せる作業なんていらない、トラックに荷台を押し込むだけの仕事だと思っていたんですよね。

荷台を引っ張って押し込む仕事であれば、たいして力は使わないですし、なんとかできるかな〜くらいに思っていたのですが、今回はバリバリの力仕事でした。

しかも、恐ろしいことに冷房などはありませんでした。

そのため、34度ほどの炎天下の中で仕事をするハメになっていたのです。

最初にお話しした通り、この仕事があまりにもキツすぎて本来は8時間ある仕事を僕は1時間でバックれてしまいました。

マジでそれくらい辛いんです。暑い、重い、苦しい。

それなのに荷物はどんどんレーンから流れてきます。

現場リーダーなる人に「努力してレーン詰まらないようにしてね^^」と言われましたが、とてもじゃありませんが僕一人がどうにかなるレベルを優に超えていました。マジで仕事で人に努力を強要するのやだ。

そんなこんなで、僕は途中で周りの目を盗んでダッシュで仕事場から飛び出して行くのでした。

底辺職はキツすぎる

※底辺職という言葉はあまりよろしくない言葉なのは重々承知ですが、他に良い感じの言い回しが思い浮かばなかったので使わせていただきます。

今回、日雇いをやってみて思ったことがあります。

マジで労働と賃金が見合っていません。

今回の仕事は時給が1500円ほどで、日雇いにしてはこれでも高めな方なのですが、にしても見合っていません。

はっきり言って良いですか?

もうこんな仕事に誇りを持つだのなんだの言ってられませんよ!

だって、近くの商品発注の事務所がガンガン冷房を効かせてパソコンぽちぽちしている傍で、汗をダラダラかきながら重い荷物を必死に運ぶんですよ。

土建は待遇が良いとか、介護は人の命を助けているとか、運送業がないとAmazonが使えないとか、もうそんな話じゃないです。

世間一般では、このような職業は「社会の土台を作っていて素晴らしい!」なんて言われるらしいですが、僕ははっきり言って綺麗事だと思います。

では問いますが、土台だなんだの言ってる皆さんは炎天下の中、熱中症のリスクがありながらいつ怪我をしてもおかしくないような状況で働きたいですか?

それが仮に社会貢献になるとしても、限度というものがあるでしょう。

僕は今回のネットでの炎上に寄せられるコメントを見て、なんかなぁ、、、と思いました。

例えるなら、いじめられてる人が近くにいて止めようとしないくせに、後々ニュースとかになると「本当にひどいと思っていました。」みたいに言うあの感覚に似てます。

「いや、いじめ見た時点でなんで止めないの?」って思っちゃうんです。

別に、それくらいだったら良いんです。行動を起こすのはなかなか難しいことです。

しかし、今回の件でひどいと思ったのはみんなで記事を書いた方をボコボコに叩いているんですよね。

クズだのなんだの、ちょっとやりすぎではないかなと。

「一体あなたは何様なんですか?あなたは労働環境を変えることができる、もしくは低賃金で過酷な労働ができるほど屈強な人間なのですか?」って僕は言いたいです。

でも、それは無理な話なんですよね。口を動かすのと体を動かすのだったら、前者の方が簡単ですからね。

 

誇りは大事かもしれませんが、誇りで飯を食うことはできないのです。

 

炎上に噛み付く人について

一度炎上したことがある僕としてはわかるのですが、炎上ははっきり言って短気な人がいないと成り立ちません。

悪い言い方をするのならば、頭の悪い人です。

冷静に考えてみればわかるのですが、一人の人間に噛み付いて「拡散お願いしまーす!!」ってやるのって時間もったいないと思うんですよね。

そして、噛み付く人は炎上させられた側の人間の気持ちを理解できていません。

炎上に喰らいつく人は、必ずと言って良いほど罵詈雑言を吐きます。

「クソ、消えろ、最低」のような、敵意の感情を剥き出しにした発言の数々です。まるで小学生です。

喰らいつく側はそう言ってスッキリするのかもしれませんが、大勢の人に言われた方はたまったもんじゃありません。

マジでこれは炎上した人にしかわからないと思うのですが、炎上するとDMに殺害予告まがいの文章が届いたりするんです。

しかも、引用リツイートでも悪口のオンパレード、これをされた側の精神的ダメージは計り知れません。

せめて、「それは違うんじゃないかな」くらいのアドバイスのような指摘なら良いのですが、炎上に喰らいつく人は頭が悪い人が多いので人の気持ちなんて察することができません。

こんなことを言うと炎上に喰らいついた人は「私も嫌な気持ちをしたからやり返して当然!」みたいなことを言うかもしれませんが、別に炎上した側は貴方に対して罵詈雑言を直接吐くような行為は一切していないんです。

あたかも炎上した人には何をしても良いみたいな風潮が僕は嫌いです。

また、今回のようなワープアや貧困層を煽るような記事は炎上しやすいです。

なぜならば、炎上に噛み付く人は偏差値が低いわけですが、ワープアは偏差値が低い人が多いからです。

最近の人間は、はっきり言って性格が悪いです。

ネットだからといって過度に人間を追い込んだり、自分がちょっと嫌な思いをしたからと言ってめいいっぱい叩き返したり、悪気がない発言に対しても言葉狩りをしたりと、ちょっとあんまりではないでしょうか。

今回の筆者さんも、誤解されるような記事を書いたのはよろしくないですが、だからと言ってクズだのなんだの言われるほどかと言うとそんなことはないと思います。

まぁ、みんながピリピリしているのも日本が不景気なせいなんですがね。。。


炎上には二通りある

炎上に過度に噛み付く人は頭が悪い人だと言うことがなんとなく伝わったことかと思います。

そして、今回の炎上で、炎上におけるとある条件について気がつきました。

炎上には二種類あります。作為的な炎上と、無作為な炎上です。

作為的な炎上は、それこそ炎上Youtuberみたいな感じで明らかにやばいことをガンガンやって注目を集めます。

一方、無作為な炎上は今回のように炎上させるつもりがなくても炎上してしまうことを言います。

ここで、僕は気がついてしまったのです。

作為的な炎上と無作為な炎上の中間があることに。

皆さんは、対面に座っている人がコップの水をこぼしたとして、それがわざとかどうか判別できますか?

おそらく、よっぽど鋭い目を持った方以外にはわからないと思います。

一度炎上した身としてはわかるのですが、作為的な炎上は許してもらうことは難しいのですが、無作為な炎上はよっぽどじゃない限り許してもらいやすいのですよね。

例えば、何回も犯罪を繰り返す人ならまだしも、初犯の人が「本当に悪気はなかったんです!すみません!」と言ったら、誰だって一度は許してあげようか考えるはずです。

魔が差しただけかもしれませんし、ひょっとしたら本当にウッカリしてただけだったのかもしれません。

無作為な炎上を装えばお金稼ぎができる

皆さんは炎上のメリットについてご存知でしょうか。

炎上すると人に見てもらえ、知名度が増えます。

今の時代、人に見てもらい、知名度が増えることは収益に直結します。

炎上系Youtuberが流行ったのもそうです。

ただ、炎上系Youtuberは悪質なので謝っても許してもらえず、戦略が見え透いているため再生数も得にくいです。

しかしですよ、無作為な炎上なら許してもらえます。

つまり、無作為な炎上を装いつつ作為的な炎上をすれば、人の目を集めつつもリスクを負わずに済むのです。

もちろん、何度も繰り返しやったらアウトでしょうが、たまにやらかすくらいだったらセーフです。

これを利用すると何ができるのかというと、ある程度間隔を開けて炎上させることにより不定期ではありますが大きな収益が得られるのです。

しかも、イメージが悪くなるようなことはほとんどなく、むしろファンがついてくるくらいです。

現に、僕の炎上がそうでした。まぁ僕はそんな炎上するとか全く思っていなかったので当たり前っちゃ当たり前なんですが、、、

これをうまく使いこなせれば、炎上商法とは思われない炎上でお金を稼ぐことが可能です。

しかし、これは非常に至難の業でしょう。「こいつわざとやってんじゃね?」とか「あまりにも悪質じゃね?」とか思われてはいけないわけですから。

あくまでも、敵はあまり大きくなってはいけないわけです。

ちなみにですが、僕はやるつもりはありませんからね^^;

まとめ

今回の底辺職問題は非常に考えさせられる内容でした。

はっきり言って、これはもうAIが普及する以外にどうしようもないのではないかと思ってしまいます。

世の中には、必ず競争が発生します。これはもはや僕たち人間がどうにかできるものではありません。世界の仕組みなのです。

他の動物たちを見てもわかるように、外の世界で弱肉強食が広がっており、同種族でも強い個体、弱い個体がいて、弱い個体は子孫を残せず朽ちていく。。。

これは人間であっても同じです。

たまに「人類はみな平等、公平に!」みたいに掲げてる人を見かけるのですが、あれって無理なんですよ。

この宇宙を作ったやつがドチャクソ性格悪いので、絶対に争いが起こるようにしているんです。

なので、底辺職という定義ができてしまうのも、僕は仕方ないのではないかと思います。

もちろん、この問題を現状放置で良いとは全く思いませんが、まだこの世界に革命エネルギーが足りないため無理なんです。

世界が進めば進むほど平等は実現していきます。昔の時代を見ればわかると思いますが、今以上に平等なんてありませんでした。今以上に不公平でした。

今はまだ2022年です。これが3000年くらいになる頃には、格差はもっと縮まっているはずです。

深く考えずに、僕たちなりにできることをやっていけば良いのです。決して、人を叩くことに自分の力を使ってはいけません。人を叩いたところで、人類の未来が明るくなることはありません。

なんかなぁ、僕の性格が悪いだけなのかもしれませんが、今回みたいな炎上、気持ち悪いんですよね。

マジで無職の僕が言えたことではないと思うのですが、感謝感謝って、口だけで浅いです。

確かに感謝は大事です。僕も店を利用した時とかは必ず感謝の言葉を述べます。

でも今回の炎上は「感謝してやってるんだから良いよね?じゃあ頑張ってね^^」感が否めないんですよ。

僕はこれを一種の搾取、洗脳だと思ってしまいます。低賃金で辛い仕事が感謝などという形のないもので成り立って良いのでしょうか?

と、いろいろ考えてもキリがないと思うのでやめておきます。もうみんな何かにつけて人を叩きたいだけに見えてきました、、、

とりあえず、重労働で苦しんでいる方は生活保護を受けてください。それが改革の一歩となりますので。

僕は介護職、教師、土建、などなどの不人気職は時給5000円で良いと思っています。

ここまで読んでいただきありがとうございました。