【レポート】就労移行支援に行った結果、、、行く価値なしと判断しました、、、

【レポート】就労移行支援に行った結果、、、行く価値なしと判断しました、、、

*この記事は働いている人をバカにするような意味合いは含めておりませんし、働かないことを推奨するものでもありません。「行く価値がない」と判断したことにはしっかりとした理由があります。

レイジです。

先日、就労支援に行ってきました。

正式名称は就労移行支援なんとか見たいな感じだった気がしますが、とりあえず就職の支援的なやつです。

とりあえず、どんな感じだったかをざっと書いていきます、が、この記事の筆者は就労支援について全然知識はありません。あくまで実体験に基づく感想を話すだけとなっておりますのでご注意ください。

就労支援に行った経緯

家にいたら、スマホに「就労支援きませんか?」的な電話が入りました。

僕はあまり覚えていないのですが、どうやら僕が生活保護の申請時に「就労支援を希望する」と言ったので、福祉事務所が就労支援サービスを提供してくれたようです。

ただ、僕の周りの方々の話によると、就労支援を拒否しても頻繁に「就労支援やんないんですか?」見たいな連絡が来るらしいです。

つまり、就労支援は自分から「支援してください!」と行かなくとも、自ずとする事になっちゃうわけですね。

そんなこんなで連絡が来て、特に断る理由もありませんでしたしどんな感じなのか気になったので就労支援の施設に行ってきました。

どんなことをするのか

施設に行くと、ハローワークの職員のような風貌をした男性に席に案内され、一対一で「現状どんな感じなのか」「どんな仕事をしたいのか」などを聞かれました。

そして、肝心の施設でどんなことをするのかなんですが、それに関しては予定が組まれているようで、画像の紙を渡されました。



具体的には、ワード、エクセル、パワーポイントを勉強し、それを就職におけるスキルとして活かすようです。

僕はこの用紙を見た瞬間「あ、行く価値ないな」と思いました。

ワード、エクセル、パワポなんてもの、正直そんな基礎レベルのものなんて使い物になりませんし、十分独学で可能ですし、なんならプログラミングでも学んだ方が有意義だからです。

僕が思ったのは、高校時代学校で行われていた就職支援にめちゃくちゃ似てるな〜と思いました。

面接対策だったり文字の書き方だったり、、、あの経験は結局役に立ちませんでした。

また、農業体験みたいなのもあるんですが、これは完全に僕の予想なのですがボランティアという名の搾取のパターンだと思われます。

ボランティアを搾取だなんていうと不謹慎極まりないとは思いますが、この世には良いボランティアと悪いボランティアがあるのも事実です。

僕自身、学生時代にボランティアと称してやりたくもない過酷な労働をさせられた苦い経験があります。

ボランティアをする時は本当に信用できるボランティアなのかどうかをしっかりと考えましょう。


どんなことを話したのか

就労支援の職員の方とは30分ほどお話した内容なのですが「どんな職に就きたいか」「生活保護から脱出するつもりはあるのか」みたいな、職に関することを根掘り葉掘り聞かれました。

就労移行支援なのであくまで就労メインの話になるのは仕方ないと思いますが、僕としては機械のように淡々と進められるのではなく、もうちょっと生活保護受給者の対応は丁寧な方が良いのではないかなと思いました。

なぜなら、生活保護を受けている方は何かしら理由がある方がほとんどだからです。

それこそ僕のように家出してきた人間だったり、そもそもブラック企業で働いて仕事がトラウマになっている方だったりと、一歩間違えば相手を傷つけてしまうのではないかなと思いました。

また、半年間のブランクがあるので就職は厳しい、見たいなことも言われました。半年間のブランクで雇ってくれるところがないのって普通に考えて異常だと思います。

結局話はおすすめの職業みたいなのを紹介されて、「一週間後までに履歴書書いてきてね」みたいな感じで適当に打ち切られました。

しかも、その紹介された仕事はハロワにある低賃金で重労働のような仕事ばかりでした。うーん、、、

僕の情報がまとめられてた

先ほどもお話しした通り、職員の方とは一対一で向かい合って話し合っていたのですが、その時にとあるものを見てしまいました。

何か、あちらの職員は手にファイルのようなものを持っていたんですよね。

僕は文字が上下反転していても普通に読めるので、どんなことが書いてあるのかさりげなくファイルを覗き読んでみたのですが、そこにはさまざまな情報が書かれていました。

なぜ生活保護を受けたのか、どんな性格なのか、職歴はどうか、生活保護から脱出するつもりはあるのか、、

驚いたのが「生活保護から脱出する気はあるのか」という項目があったことです。

このような項目がデカデカとあるということは、働ける人で生活保護から脱出しようとする人は少ないことが察せられます。(あくまで僕の察しです。特に意味はない可能性もあります)

恐らくですが、就労支援に渡っている情報は、もともとは福祉事務所の情報のはずです。

つまり、生活保護申請の際に福祉事務所に話したことは逐一まとめられている可能性が高いということです。

今まで、福祉事務所は生活保護受給者の管理が杜撰なんじゃないのかと思っていましたが、実際はしっかりまとめられているということで、福祉事務所とのやりとりを円滑に進めるためには嘘でも良いので「就労支援を受けたい」と言っておいた方が良いかも知れません。世の中、働く意欲がある人間に対しては皆優しいので。

ちなみにですが、別に就労支援を断り続けてもよっぽどじゃない限り生活保護は廃止になりませんし、仮に廃止になったとしても生活保護を再申請すれば良いだけなので「うつ病で苦しいけど就労支援きたらどうしよう、、、」みたいには考えなくて大丈夫です。

働かなくても生活保護を受け続けられる詳しい理由はこちらにて述べています。


まとめ

ここまで読んでいただければ就労支援を知らない方でもおおよその流れを知れたことかと思いますが、どうでしたでしょうか。

少なくとも僕は、これらの体験を通して「行く価値はない」と思いました。

パソコンの操作も基本も基本レベル、人に教わるレベルじゃありませんし、ボランティアまがいの搾取のようなものまであります。

誤解しないでいただきたいのですが、別に「働くな!」と言っているわけではありません。

就労支援で働くサポートをしてもらうくらいだったら、家で1人でスキルを積み重ねた方がマシです。

今の時代はインターネットがあるため、わざわざ隣で人に教えてもらわずとも、ある程度の域までなら勉強を進めることが可能です。

その1人で身につけたスキルを活かして、仕事にすれば良いわけです。

また、就労支援はサポート内容が微妙だっただけではなく、紹介する仕事もダメダメだったのがアウトですね。

「半年間のブランクがあるから急がないと!二度と社会に復帰できなくなっちゃう!こうなったら仕事を選んでなんかられないぞ!なんでも良いから働こう!」みたいなのは、もうブログのアフィリエイトの勉強する上で散々見せられました。

こういう働いていない人に対してプレッシャーをかける行為は、僕はマジで大嫌いです。

なぜなら、プレッシャーをかける理由は、社会復帰させることが目的ではなく、仕事を仲介して支援する人がお金を貰うためなのですから。

「就労移行支援事業所は金儲けしか考えていない」「闇だらけ」という噂について解説します。

まず、結論としては就労移行支援事業所だって一つの経営であり、赤字になることを望んでいませんから、お金儲けを考えないはずはないです。

勘違いしないで欲しいことは福祉サービスと言ってもボランティアではないのです。

大半の通所者がお金を払わずにサービスを利用できるのは、施設の運営会社が「障害福祉サービス等報酬制度」基づいて、国からお金を得ているわけです。

国や自治体が利用者のサービスの料金を肩代わりしているということです。

就プラ 就労移行支援の闇や実態はひどい?

なので皆さんも就労支援に行く時間があるのであれば、僕としては家でコツコツとスキルを積み上げていくことをお勧めします。もちろん、就労支援があってる人もいることにはいるでしょうから、そのような方はぜひとも就労支援施設を利用してみましょう。

ここまで読んでいただきありがとうございました。