【体験談】アレルギー性鼻炎の舌下免疫療法が辛すぎる件について

【体験談】アレルギー性鼻炎の舌下免疫療法が辛すぎる件について

レイジです。

僕は今現在アレルギー性鼻炎の治療をしています。

アレルギー性鼻炎の治療法にはいくつか種類があるわけですが、僕はその数ある種類の一つ、舌下免疫療法(アレルゲン免疫療法)という治療をしています。

今回は、そんな舌下免疫療法の話です。併せてアレルギー性鼻炎の種類や治療法、メリットについても簡単にお話ししたいと思います。結構勉強したので自信ありです。

「アレルギー性鼻炎」とは、鼻の粘膜に入った異物を排除しようとする反応が過剰に起こり、おもに鼻水、鼻づまり、くしゃみといった鼻炎症状が続く状態をいいます。かぜの合併症としても同じような症状が見られますが、かぜの原因がウイルスであるのに対し、「アレルギー性鼻炎」の原因は花粉やハウスダストなどが多いといわれています。

佐藤製薬ヘルスケア アレルギー性鼻炎とは?

アレルギー性鼻炎の種類

アレルギー性鼻炎は今や日本人口の約半数とも言われており、通年性と季節性があります。

通年性はその名の通り、一年を通してずっと鼻炎が続く状態です。通年性なので時期に限定されないダニやハウスダストが多いです。

また、身の回りに常に口呼吸をしているような人がいたら通年性アレルギー性鼻炎だと思って良いと思います。現に僕も小さい頃から口呼吸はさまざまな人から指摘されてきましたが、そんなこと言われても口閉じたら窒息しちゃいますので。

季節性は皆さんご存知花粉症です。勘違いされがちなのですが、アレルギー性鼻炎というのは花粉症も含めているんですよね。

季節性は通年性に比べると症状が重い場合が多く、涙や鼻水が滝のように溢れだす人もいるなんて聞きます。逆に、通念性は比較的症状が軽いことが多いです。

言ってしまえば、軽くて長続きする通年性、重くて一時的な季節性、といった感じです。

わしお耳鼻咽喉科 2人に1人はアレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎の治療法

アレルギー性鼻炎の治療法は大まかに三つあります。普通の薬、免疫療法、手術です。

1. 普通の薬

普通の薬ってなんやねんって話なんですが、なんて呼べば良いのかわかんないので普通にしました。

普通の場合は、点鼻薬や吸入剤などを使います。有名なのだとモメタゾン、ナゾネックスとかですかね。

普通の薬は特に大きな副作用などもなく、比較的誰でも簡単に始めることができるのできます。

しかし、どうしても普通の薬の場合は一時的な効果しかないため、長期的に改善したいのであれば後述する免疫療法や手術がおすすめです。

2. 免疫療法

これが僕が今現在やっている治療法です。

免疫療法は、徐々に少量ずつ体にアレルギー物質を取り込んでいくことによって、体をアレルギーに慣れさせ過剰反応が起きないようにするものです。

そして、アレルギー性鼻炎の免疫療法の場合は舌下免疫療法なわけですが、なんで舌の下(激ウマギャグ)なのかというと、、、、、なんかメカニズムははっきりと解明されていないみたいです^^;

しかし、舌の下にアレルギー源をぶち込むことによって鼻のヒスタミンの誘発を防ぐとかなんとか。ヒスタミンはアレルギー様症状を呈する化学物質で、外から直接体内に取り込まれるほか、生体内でも合成されます。

とりあえず細かいことは知らなくて良いと思います。なぜならば既に免疫療法によって治った人がいるからです。なんとかなるなる。ちなみにアレルギーレベルは4です。

3. 手術

今の医療技術にかかれば、アレルギー性鼻炎は手術で治すこともできてしまいます。

手術にもいろいろ種類がありますが、一番メジャーなのはレーザー治療の鼻腔レーザー照射術だと思います。

他にも粘膜下下甲介切除術や、翼突管神経切除術などがあるようですが、専門的すぎると思うので詳しくは医院のサイトを見てみてください。→アレルギー性鼻炎の手術(わたなべ耳鼻咽喉科)

しかし、手術はよっぽどじゃない限りは受けなくて良いと個人的には思います。というのも、僕が手術と呼ばれるものを人生で一度もしたことがないため「手術=怖いもの」という価値観があるんです。

僕が調べた情報によると、免疫療法で治すのも手術で治すのも費用と時間を総合して比べると同じくらいのコスパらしいので、早めに治したいって方は手術の方がいいかもしれません。

また、ここでさまざまな治療法を挙げましたが、どれも人によって合う合わないがあるらしく、合わない治療法をしても治らないので気をつけたほうが良いでしょう。手術なので100%改善するってわけでもないようです。

アレルギー性鼻炎を治すメリット

アレルギー性鼻炎を治すと鼻づまりが解消されます。そうすると、鼻呼吸ができるようになります。そう、鼻呼吸ができるようになるのです。

普段から鼻呼吸をしている方にとってはそれがどうしたって感じなのでしょうが、鼻呼吸ってのは本当に素晴らしいんです。と言うよりも、口呼吸がヤバすぎるんです。

口呼吸をすると口の筋肉が緩んで歯並びが悪くなったり、菌が口の中にダイレクトアタックしてきて病気に罹りやすくなったり、ろくなことがありません。

貧困層ほど歯の健康を軽視するというデータがあったりしますが、歯が悪いだけで一般人より数年は寿命が縮みやすいとのデータも出てます。

そして、仮に歯並びが悪くなったして、歯科矯正で治そうと思ったら普通に100万円はかかります。

そんな感じで、アレルギー性鼻炎を治す時期にもよりますが、早ければ歯もおかしくならないで済みますし(遺伝による歯並びの形成は別)、遅くとも病気になる可能性を下げられます。

他にも、声が通りやすくなるため、いわゆる鼻声というのが発現しにくくなり、従来より喋りやすくなると予想されます。個人的には喋るより何より歌が満足に歌えないのが一番キツいです。

アレルギー性鼻炎を治すデメリットはおそらく存在しないので、もし悩んでいる方がいるならば絶対に治したほうが良いと思います。

舌下免疫療法をやる上での病院選び

手術とかならともかく、舌下免疫療法をやる上で医者はあんまり関係ありません。

そのため、なるべく近い病院を選びましょう。

一応こちらのサイトから舌下免疫療法を行っている病院を検索することができますが、これに載っていなくてもやってるところは普通にあります。なので一番は耳鼻科に電話して聞くのが良いかもです。僕は電話して聞きました。

舌下免疫療法をやってみた結果

この記事を書いている時点では初めてから二週間なのですが、一週目は大したことないんです。

というのも、この舌下免疫療法、徐々に薬を増やしていくんです。具体的には、一週間目は「3」くらいだった容量が二週間目からは「10」くらいに増えます。

ぶっちゃけ、一週間目は余裕です。ちょっと腫れてるかな〜くらいの気持ちで、特には気になりませんでした。

しかし、二週間目の増量からとんでもないことになります。

そう、これがかなり痛い!痒い!腫れすぎ!例えるなら口内を蜂に刺されたんじゃないかって感じです。

医者には「寝る前に服用するように」と言われたわけですが、こんな痛い状態で寝れるわけありません。というか、口の中でダニエキスを吸収した口内の一部分が肥大化しすぎて口が閉じれません。苦しい…

そして驚くべきことに、なんとか寝て朝起きたとしても、まだ口内が腫れっぱなしです。大体20時間は継続します。本当、副作用が強すぎる気がして医者から間違った薬でも渡されたんじゃないかって疑ったくらいです。しかし、特にそんなことはなく、僕が甘えてるだけでした。

後から知ったことなのですが、舌下免疫療法は途中で止める人がかなり多いそうです。確かに、この辛さを毎日、しかもそれを三年間味わうのは苦痛でしかありませんからね…途中からは反応も少なくなるとは聞きますがどうなんでしょうか…

やってみて思ったこととしては、「痛いし腫れるし苦しいしもう辞めたい」ってのが率直な感想です。

でも、やはり僕はこのクソみたいな鼻炎から解放されたい、その一心で治療を続けます。三年耐えればそのあと一生苦しまなくて良いのならば、、、!

プリキュアみたいな名前してるくせにダニエキスとか舐めてる

まとめ

アレルギー性鼻炎は2人に1人と言われる時代です。もしアレルギー性鼻炎で悩んでいる方がいるならば、さっさと治しに行った方が絶対良いです。健康寿命が縮まるのが本当ヤバすぎます。

最近、結構年配の方とお話しする機会が増えてきたのですが、その方々は皆口を揃えて「健康が一番」といいます。人間は、不健康になって初めて健康のありがたみを実感する生き物です。

僕は痛いのや苦しいのは大嫌いなので、治せるところはガンガン治しに行きたいと思います。鼻の次は歯、その次は内臓ですかね。いつだったか、学生時代の頃医者に早死にすると言われたことを思い出しました。いや、なんで我ながらこの歳でこんなボロボロの体なんでしょうか…と、嘆いていても仕方ないです。

生活保護を受けている限りは医療扶助があります。生活保護受給者は今のうちにガンガン体を治していきましょう。体を治さないことには社会復帰も厳しいことは目に見えてますからね。

ここまで読んでいただきありがとうございました。