【社会復帰】生活保護受給者におすすめのスキルや職業を考えてみた!

【社会復帰】生活保護受給者におすすめのスキルや職業を考えてみた!

レイジです。

僕のブログを読んでくださっている方は、生活保護受給者の方がほとんどだと思います。

そして、生活保護を受けている方、もしくは無職の方ならば、一度くらいは社会復帰を志したことがあるのではないでしょうか。

しかしこれらの方は、学生が新卒で就職したり、ある程度同じ会社に勤めた社会人が転職するのとでは訳が違います。

皆さんが一般的に思い浮かべる社会復帰というのは、企業の下で働く、すなわち「就職」という意味合いになってくると思います。

僕は以前まで、自分でお金を稼いで生活さえできていたら社会復帰だと思っていたのですが、周りの皆さんの意見を伺う限りそうではないようです。

例えば、YouTuberやブロガーでは社会復帰しているとは言えない傾向にあるようです。

ただ、僕自身は就職なんかしなくても食っていけたらそれだけで社会復帰と言えると思うタイプです。

そのため、ここで僕が述べる社会復帰の定義というのは「自分でお金を稼いで生活できるようになる」こととさせていただきます。社会復帰=就職の価値観の方はご注意ください。

とまあ、前置きが長くなりましたが、今回は生活保護を受けている方はどのように社会復帰していくべきなのか、また、生活保護の社会復帰がなぜ難しいのかや、生活保護でお金を稼ぐ方法などについてお話していきます。

生活保護で就職するのは難しい

いきなり反感を買うような話題が出てきましたが、適当に言ってるわけではないです。

まず、生活保護を受けている方はどこか人と違うことが多いです。

あなたは誰かに「変わっているね」と言われることがよくありませんか?学生時代問題を起こしていませんでしたか?KYと言われることが多くないですか?

これらの特徴に当てはまる方は、発達障害である可能性が大きいです。

社会というのは一般人を基準として作られています。なぜならば、世の中には発達障害を持っていない人間の方が多いからです。

ここで発達障害を持っている人が無理に一般人に合わせようとするとろくなことがありません。

ドラクエで例えるならば、発達障害は戦士や魔法使いのように何かに特化していることが多いです。

戦士は力は強いですが、魔法は使えませんし、魔法使いは魔法が得意ですが、力は弱いです。

社会では勇者のようなオールラウンダーなタイプの人間が求められます。

発達障害の方が上手くいかないのは、戦士なのに魔法を使おうとしているからです。そんなことをするくらいだったら、自分の持ち前の力を活かしてガンガン進んでいった方が良いです。

また、世間一般では生活保護受給歴や、ブランクがあったりする人間を「ろくでもない人間」と見なす傾向があります。

就職をした場合、自分の能力を決定するのは自分ではなく会社や上司です。

そのため、生活保護だったという経歴だけで就職が難しかったり、職場内いじめに遭いやすくなったり、昇進ができなかったりします。

もちろん全ての職場がそうとは限りませんが、世の中はそのようなフィルターで成り立っているのもまた事実です。

就職をする場合は、本当に自分に合っているのかどうかしっかり吟味することをおすすめします。

生活保護者におすすめの仕事

就職が厳しいのはわかったけどそれでも働きたい、という人も多いはずです。

実のところ、僕としても生活保護を受けていたとしても何かしら仕事のようなことはしていた方が良いと思います。

というのも、人間(大人)は仕事をすることによって社会との一体感を感じるため、仕事をしないとどうしても孤独感、疎外感が強まってしまい病んでしまいがちだからです。

なので、僕なりに生活保護でも出来るおすすめの仕事ジャンルを考えてみました。

1. 在宅ワーク

生活保護を受けている人は人付き合いが不器用な人が多めです。

そのため、社会で人と積極的に関わって生きていくのはなかなか難しいものがあると思います。

そんな時は在宅ワークをやってみましょう。

現にTwitterを見ていると生活保護で在宅ワークをしている方はちらほら見受けられます。

やめたくなっても簡単にやめられて心理的プレッシャーも少なさそうなのが魅力ですね。

2. IT関係

先ほども述べたように、生活保護受給者は発達障害傾向にある事が多いです。

そして、発達障害を持っている人はパソコンでの仕事に向いているなんて言われたりします。

現に、ホリエモンさんやひろゆきさんはIT関係であそこまで名を馳せましたし、YouTuberだとラムダさんやコスメティック田中さんなんかがプログラマー、webデザイナーの仕事をしていることを公表していますよね。

給料や雇用形態まで言及したらキリはありませんが、IT業界は基本的に食いっぱぐれません。何から手をつければ良いのって話は後述のスキルの話で語ります。

なのでとりあえず生活保護を受けていてパソコンを持っていないって方はパソコンを買ってみてください。もしかしたら隠れた才能が開花するかもしれませんよ。

パソコン全く知らねーよって方は適当にYouTubeで勉強して中古のデスクトップPCでも買いましょう。そんな難しくないです。

厚生労働省「平成 30年度障害者雇用実態調査結果」

生活保護でのお小遣い稼ぎ

せっかくなので生活保護でもできるお金稼ぎについても話したいと思います。

生活保護では15000円まで就労収入が、8000円まで未就労収入が認められています。

就労はバイトや仕事などで働いて得たお金で、未就労はフリマアプリなどでの収入です。細かいところは担当のCWさんに聞いてください。

まず就労収入に値するお金稼ぎから話していきます。

1. ウーバーイーツ

個人的に生活保護でのお金稼ぎで一番おすすめなのがこれです。

ウーバーイーツはそこそこの生活保護受給者が利用しています。

理由としては、大してスキルがいらなく、人と関わることも少なく、自分で好きな時間働けるからです。

自分で好きな時間働けるというのはなかなか大きいです。

例えば、単発バイトで17000円の収入があったとしたら2000円取られてしまいますが、ウーバーイーツは自分で稼ぎたい金額を指定できるようなものなので、無駄に稼ぎすぎたりする心配をする必要がありません。

一つネックなのが、自転車が必要な事です。安くても1万円くらいはするので痛い人には痛いです。また、話によると自転車の性能が良ければ良いほど効率は上がるっぽいですね。

僕なんかは自転車を持っていないのでウーバーイーツはやりたくてもできません。一回くらいはやってみたいところです。

2. クラウドワークス(外注引き受け)

クラウドワークスでもお金を稼ぐことができます。仕事内容としては、ライター、動画編集、デザイナーなどがありますが、ぶっちゃけ報酬と時間が見合ってないのでやらなくて良いです。時間がもったいないです。

3. 単発バイト

単発バイトは運にもよりますが、都内だと時給1800円〜2500円くらいのバイトが出ていることがあります。

誰でも出来るようなコンビニバイトから、重労働の「これ下手したら死ぬんじゃね?」ってバイトまであります。

そのようなバイトを一ヶ月に一回やるくらいなら、お金にもなりますし気分転換にもなるので良いと思います。特に歌舞伎町でのバイトなんておすすめですよ^^地獄が味わえます

ちなみに単発バイトを探す際はインターネットで適当に探すだけでおけです。

お次は未就労収入ですが、これはせどりくらいしか思いつきませんでした。適当に店ほっつき歩いて良さげなもの見つけたらフリマアプリで物売れば良いんじゃないでしょうか。

とまあ、ここまでおすすめの仕事や稼ぐ方法を挙げましたが、正直、気分転換に仕事をするならまだしも「稼ぐ」となると時間を生贄にお金を貰ってるだけなので正直つまらないと思います。

そのため、僕としてはお金稼ぎより何よりスキルを身につけることをおすすめしたいです。

ではどのようなスキルを身につけるべきなのかについて語っていきます。

生活保護受給者におすすめのスキル

生活保護受給者は変わり者が多いです。なのでスキルも適当に選ぶとハズレを引きがりなのですが、それも踏まえた上でお話ししていきます。

1. プログラミング

仕事の話でもちょこっと出しましたが、ITはこれから先もガンガン進化していくのでIT関係の仕事がなくなるということは絶対にないと言って良いと思います。

言い換えるならば、プログラミングのスキルはいつの時代も必要とされるので腐らないということです。

プログラミングはじゃあ何から始めれば良いんだよって話だと思うんですが、適当にプロゲートあたりからやっていけば良いんじゃないでしょうか。

そうしてある程度やってみて「プログラミング面白すぎて草」と思えた方は才能があります。そのままプログラマー、webデザイナーの道に進んじゃってください。

プログラミングは難しいというイメージがありますが、基礎的なHTMLやCSSくらいだったら誰でも出来ると思います。

しかもそれだけのスキルでも十分お金にはなり得ます、なぜならプログラミングは難しいというイメージが世間一般に浸透しているためです。そうなると手を出す人が少なくなり外注する人が増えるため単価が高くなります。

ただ、今の時代はそうなのかはわかりません。IT周りはとんでもない勢いで変化していますからね。僕が知っているプログラミングの知識は一年前のものです。

余談ですが、僕は1年ほど前にプログラミングスクールを検討してたりしましたが、プログラミングはあんまりやってて楽しくなかったので諦めました。しかし、今では悪質なスクールが増えてきたことも鑑みると入らなくて正解だったのかもしれません。スクールはお金で時間を買うものなので生活保護受給者は入らなくて良いと思います。

2. 動画編集

動画編集スキルもあって損しません。

動画編集できると金稼げるのかって言われたらそうではないんですが、単純にできると遊びの幅が広がります。

あと、動画編集できますってだけで周りから有能な人だと思われます。

そしてこれまた面白いのですが、世間のイメージとは反対に、動画編集なんてのは誰でも簡単にできちゃいます。適当に勉強して作りたい動画作っちゃいましょう。

今の時代、編集ソフトは無料のものや一定期間無料のものがゴロゴロ転がっているため、それで作ってみるのも良いです。僕はケチなのでFinal Cut Proのお試し期間でめちゃくちゃ勉強してMAD作りまくってました。

また、動画編集ができるからといって外注で稼ぐことは基本的にお勧めしません。安い報酬でこき使われるだけなので。あくまでスキル、趣味の範疇にとどめておくことをお勧めします。

僕はこれくらいしか思いつきませんでした。

オックスフォード大学の研究論文に2030年に必要になるであろうスキルや能力をまとめたものがあるので見てみると良いかもしれません。

社会学、コミュ力、哲学、指導能力、などいろいろありますが、結局一番は学ぶ心(知的好奇心)が大事って書いてあるぽいですね。英語苦手なんで間違ってたらすみません。→オックスフォード大学の論文

自分のやりたいことをしていれば良い

色々語りましたが、とりあえず生活保護を受けている方は自分の好きなことをやっていればOKです。

今や自分の好きなことが仕事になる時代です。

昔は漫画家でもないのに絵を描いていたら何をしたいんだよと笑われ、ゲームは頭が悪くなるだけで時間の無駄だと言われ、YouTuberはデジタルタトゥー刻んで楽しいのか〜なんて皮肉めいた言い方をされていました。

しかし今ではどうでしょうか。

絵を描いていた人は絵師として仕事を獲得し、ゲーム好きはプロゲーマーとしてお金をもらえ、YouTuberなんて誰もが憧れる職業になってしまいました。

これらを見る限り、今の時代は自分の好きなことが仕事になる時代と言っても過言ではないのではないでしょうか。

こんなことを言うと「どうせそいつらは運が良かっただけ」とか「失敗したらどうすんだよ」との声が挙がりそうですが、全く心配することはありません。

なぜならば、僕たちには生活保護という最強の後ろ盾があるからです。

生活保護がある限り僕たちは餓死したり、家を失うようなことはありません。

人間、命があって、体さえ動くならなんだってできます。

少年漫画っぽいですが、どれだけ追い詰められても、失敗しても、何度でも立ち上がれば良い話なのです。

僕はホームレスをしてみて人生はヌルゲーだと直感しました。

ホームレスなんて一度でもなったら人生終わりだと、誰もが思うはずです。

しかし今ではそんなホームレス状態から這い上がり、おそらく今までの人生で一番裕福で幸福と言って良いような時間を過ごしています。

人生何が起こるかわかったもんじゃありません。これからも行動をし続ける限り様々な心躍る面白い出来事が起きていくことでしょう。

さて、ここまで来ると今度は「生活保護がなくなったら終わりやん」と言われそうですが、生活保護は無くなりません。

なくなるとしたらその時は日本が壊滅寸前なので日本人全員が大ピンチです。生活保護が〜とか言ってる場合ではありません。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

生活保護は無理に脱出するのが最善とは限りません。

生活保護を脱出したものの社会人生活が厳しくすぐに生活保護に戻ってきたなんていう話もあるくらいです。

結局のところ、難しく考えないで、生活保護受けて適当にやりたいことやってれば良いと思います。

アニメ好きならアニメブログ書けば良いですし、動物が好きなら動物と遊んでる様子をネットに上げるだけでいいんです。くだらないと思われるかもしれませんが、それだけでも十分需要はあります。

また、僕的には生活保護とYouTubeは非常に相性が良いと睨んでおります。生活保護という情報を出さずにvtuberやったりするのが良いんじゃないでしょうか。

世の中「○○の職業はやばい!?遊んでると人生詰んじゃう!?」みたいな危機感を煽るような情報が多いですが、あれはああやって転職エージェントに情報弱者をぶち込んでアフィアフィしようとしているだけです。

僕は「生活保護を受けたら人生終わり!」という良からぬ風潮を変えていきたいと思っています。

そんな歪な風潮のせいで、生活保護を受けるべき人が生活保護を受けなかったり、生活保護を受けている人がネガティブな気持ちになるのは非常に勿体無いです。

ハリーポッターの作者が生活保護を受けていたというのは有名な話です。

あの時、JKローリングさんが、現実を諦めたり、変に真面目すぎたりして、本を執筆していなかったらどうなっていた事でしょうか。

『ハリー・ポッター』の原作者として有名なJ・K・ローリングさん。

いまでは総資産1210億円の大富豪。英国内に3億〜4億円クラスの豪邸を5軒も所有しているとか・・・

彼女は有名になる前は、非常に貧しいシングルマザー。貧困のあまりうつ病を発症し、一時は自殺を考えるほどだったようです。

しかし、生活保護を受けながら『ハリー・ポッターと賢者の石』を完成させたのです。

J・K・ローリングさんの元へは莫大な印税が入り、英国の税収にも多大な貢献をしていることでしょう。

彼女が大成功を収めることができたのも、困ったときの生活保護のおかげだったのです。

福祉賃貸.com あの『ハリー・ポッター』の原作者も生活保護を受けていた!?

答えは既に出ているようなものです。とりあえずやって見ましょう。

僕の好きな言葉に「やってみなくちゃわからない、わからなかったらやってみよう」という言葉があります。はい、女児アニメのセリフですね( ^∀^)

しかし、少年や少女が使いがちな言葉こそが世の中の本質を突いていると僕は思います。

皆さんも騙されたと思って自分の好きなことだけやっててください。絶対いつかは結果が出るはずですので。

ただ、世の中には絶対に越えられない壁があるのも事実ですので、好きな事があまりにも苦手な事だったら別の好きな事を見つけましょう。その方が勝率が上がります。

この記事が、無理に社会復帰しようとしている人の目を覚ますきっかけになったら幸いです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。