地獄の張り込み!探偵のバイトをしてきた話【理想と現実は違う】

地獄の張り込み!探偵のバイトをしてきた話【理想と現実は違う】

レイジです。

生活保護を受けていると、当たり前ですが外に行く機会があまりありません。

それもそのはず、会社にも学校にも行っていませんし、基本は家で勉強したりブログを書いたりYouTubeを撮る日々です。

しかし、年齢もあってか僕は常日頃から刺激に飢えています。何か新しいことに挑戦したり、見たことのない世界に触れることが大好きです。

そんなこんなで今回は、探偵という、退屈な日常をぶっ壊してくれるような体験をしてきたので、それを書き記していきたいと思います。

ちなみに、探偵は企業に雇われたわけではなく、個人間で行ったものですので、そこのところをご了承ください。

名探偵コナン 青山剛昌

探偵をしたきっかけ

僕は前々から、何か面白いバイトをしてみたいと思っていました。

その中の一つには、探偵がありました。

皆さんも、実際の探偵の仕事がどんな感じなのか、一度くらいは気になったことがあるのではないでしょうか。


 

先日、家でいつものようにブログを書いていると、近くに住んでいる知り合いから声がかかりました。

「ちょっと、仕事をしてみませんか?探偵のような仕事です。

この知り合いの名前をSとします。

Sさんは、裏取引や闇社会といったものに精通している、少々ヤバい方です。

僕がこの年で生活保護ということもあってか、面白がって目をつけてくださり、今回のようなバイトも好きそうだということで誘われました。実際、僕はこのような仕事は興味ありありですので喜んで賛成しました。

探偵の内容

探偵の内容としましては、裏取引の尾行、監視をし、それを摘発することです。

裏取引って何すんのって話なんですが、主に麻薬の売買や、個人情報のやりとり、口座の売却など様々なよろしくないことです。

今回、僕はSさんと二人で行動することになります。

そして、裏取引を摘発する方法なんですが、 SさんがTwitterで裏取引を行っている犯罪者グループに紛れ込み、そこから取引者になりきって相手を誘き寄せるといった感じです。

では僕は何をするのかという話ですが、遠くからその様子を尾行し、監視する役目です。

なぜそのようなことをする必要があるのかという話ですが、摘発の際、殴り合いなどに発展する可能性があるため、そうなってしまった場合、僕が警察にすぐさま通報できるようにとのことです。

なので、今回の仕事はSさんがメインとなります。僕はおまけです。

ちなみにSさんがこのような事をしている理由なんですが、お金になるというよりかはほぼ趣味みたいな感じでやってるらしいです。下手したら死ぬ危険性すらあるわけですが、Sさんはそのようなスリルも込みで好きらしいです。なんか色々と凄いですね^^;

仕事開始!

取引は、上野駅前のスタバのあたりで行われることになりました。

取引相手は三人で、時間を空けて一人ずつ取引をする予定です。

僕たちは、摘発する目的で行動していること、二人一組で行動している事を勘付かれないようにする必要があります。

何も考えずに、二人でべったりくっついて行動してしまうと、あちら側は一人なのに対してこちらは二人なので、警戒されてしまう可能性があります。

そのため、僕は上野駅の時点で、Sさんから20メートルほど離れて行動していました。なんか探偵やってるな〜って感じでした。

駅前のスタバに着いたら相手がやってくるまで待機です。僕は物陰に隠れてSさん周辺の様子を伺っていました。

そして、取引の時間になると、明らかに薬物中毒者と思われる男がSさんに近づいてきました。

この男を、Aとします。

Aは、年齢が40、50ほどで、目の焦点があっておらず、まるで酔っ払いのような足取りで歩いていました。

ここからSさんとAの交渉が始まります。

しかし、ここで思わぬトラブルが起きてしまいます。

なんと、僕が遠くから監視していることがAにバレてしまったのです。

本来なら、相手から情報を聞き出し、顔写真を撮って摘発するはずなのでしたが、僕の監視が下手なために、バレてしまったようです。

というか下手も何も、僕、その取引の様子を動画に撮ってたんですよね。絶対そのせいだと思います。

結局、Aは危険を察知して逃げ出してしまいました。

正直、殴り合いに発展するんじゃないかとドキドキしていましたが、そんな闇金ウ○ジマくんみたいな展開はありませんでした。

しかし、情報を聞き出すことには失敗したものの、Aの顔写真は撮れました。

なので、その気になれば警察に突き出すことも可能です。

ただ、その後、数時間待っても二人目と三人目の取引相手は来ることはありませんでした。

おそらく、一人目の取引相手であるAに釣りであると報告されたのだと思います。

というわけで、写真も撮ったため、一人は摘発できたようなものですが、残り二人は失敗となってしまいました。

一人が成功し、残り二人は失敗してしまったので、1:2となり、今回の探偵の仕事は失敗と言えるでしょう。

正直、成功とか失敗とかどうでも良かったりするんですけどねw

クソ雑魚探偵で怒られた

仕事が終わった後、Sさんに色々と怒られました。

尾行が下手くそ、監視が下手くそ、あれは流石に誰でも気付くなど、バーローになりきっていた自分としては、結構悲しかったです。

けれども、今回の経験で、尾行や監視のスキルは上がったと思います。

ただ、張り込みはマジで無理です。立ってるだけとか暇すぎます。あとめちゃくちゃ寒い。もう二度とやりたくないレベルです。

というわけで、僕はバーローにはなれない器のようです。

探偵の仕事は、張り込みがマジで地獄です。

なぜなら、調査対象者の行動が予測できないから

行動が予測できないので、トイレも簡単に行けません。

また、徹夜で張り込むこともありますね。

徹夜だと、眠気との戦いです。

調査対象者にバレたらアウトだから気は抜けないけど、どうしたって眠くなる時もあります。

ただひたすら何時間も張り込み続けるのは、精神的にきついですよ…

特に、真冬の外での張り込みはやばいです…

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まとめ

以上、僕のくだらない体験談でした。

念願の探偵ができたものの、張り込みのせいでつまらないイメージが根付いてしまい、これからは探偵のバイトをやる気にはなれません^^;

また、報酬に関してですが、数千円と、飯を奢ってもらいました。あくまでも個人間ですし、金ではなく、体験が欲しかったので僕としては十分満足です。

皆さんも、何か面白いバイトがあったらぜひやってみてください。知らない世界を知るのは楽しいものですので!

ここまで読んでいただきありがとうございました🕵️‍♂️