19歳で生活保護を受けたきっかけ。実際、生活保護を受けてみてどうなのか?

19歳で生活保護を受けたきっかけ。実際、生活保護を受けてみてどうなのか?

 

皆さん初めまして。齢19歳にして東京都で生活保護を受給した男、レイジと申します。現在は大阪府で生活保護を受け、のんびり暮らしています。
今回の記事では、なぜ生活保護を受けたのか?どうやって受けたのか?
そして実際受けてみてどうなのかをお話ししていきます。

 

なぜ生活保護を受けたのか?

結論から申し上げます。「時間が欲しいから」です。

僕のスペックを軽くお話ししておきますと、根性無し、金無し、勉強ダメ、運動ダメ、おまけに顔もダメとのび太くんもびっくりな人間ですwこんな人間ですので、自分の好きな事(勉強、読書、ゲーム等)をしまくりたい!と思ったわけです。

、、、というのはただの強がりでして、実際は社会不適合者だからです。

無駄に正義感が強い性格をしているので、すぐに上司に歯向かいますし、嘘はつきたがらないですし、そんな人間が社会で生きていけるわけがありません。

また、家庭環境があまりよくなかったのも絡んでいます。

というのも、普通はこの年齢だったら何かあったらすぐに親を頼るはずなんです。

ただ、僕は親を頼れません。ここではあまり深くは語らないでおきます。


どうやって受けたのか?

まず、僕は未成年です。そのため、一人で家を借りて契約して…と言ったことはできません。

家庭の事情が複雑なため、親に頼ることもままなりません。なので、NPO法人を頼りました。



インターネットで手当たり次第NPOを探して、一番信用できそうな所に頼んだのですが、結果として大正解でした。

しかし、NPOに頼ると言えど、そんじょそこらの子供だと「未成年なら親を頼れよ!」と必ず言われます。

これは本当にどこへ行っても言われます。そのため、僕はホームレスという状況を利用しました。

意図的にホームレスをしていたのですが、なぜホームレスになるに至ったのかなどは別の記事でお話しします。流石にこの年齢でホームレスともなると、NPOも国も黙ってはいませんからね。

このように、年齢と状況をうまく使うことでNPOに家(シェアハウス)を手配してもらい、役所での申請の場面においても「ホームレスだった」という言葉を突きつけることによって、相手の同情を誘うのですね。

ちなみにケースワーカーさん(生活保護者の面倒を見てくれる人)は、「長年ケースワーカーをしているが、未成年が一人で申請してきたのは初めて」と言ってました。

 

やはり、19歳が1人で生活保護を受けるようなことはそうそうないようですね。
また、生活保護の申請方法や、僕がどうやって生活保護を申請したのか興味がある方は下記記事をご覧ください。

 




実際受けてみてどうなのか?

一言で申し上げますと、最高ですね。

好きなだけ勉強ができ、好きなだけ本を読むことができ、時間に追われることもない。

やりたいことをやるということがここまで自分に安定感をもたらすとは思いもしませんでした。現にこうしてブログを執筆する時間もあります。

宅浪でバイトをしながら勉強などをしてる同い年の方には是非ともおすすめしたいです。

僕は物欲、所有欲がない方なので、お金もそこまで気になりません。むしろ、限られた支給額でどうやって過ごすかワクワクする有様ですw

生活保護を受けても人には困ってない

生活保護を受けるうえで、世間体からはどうやっても逃れられません。僕も生活保護を受ける前までは、もしかしたらいろんな人にいじめられるんじゃないか…とか思ってました。

ただ、実際はそんなことありませんでした。

友人は特に変わった様子もなく友人でいてくれていますし、なんなら彼女まで出来ました。


まとめ

皆さんがもし経済的な理由、時間的な理由で困っているなら生活保護を利用してみることをおすすめします。

国への迷惑、世間体なんて気にしないでください。数々の著書にもあるように、「時間は最高の資産」だと僕は思っています。どんな大富豪も、1秒前の時間を買うことはできません。次点で健康ですかね。死んだら元も子もないので。

また、生活保護では時間ができるのは当たり前として、人との関係も十分に築けるのが強いです。彼女ができたのが何よりの証拠かと。

そうなると、生活保護で築けないのは金融資本くらいのものです。人的資本(人間関係)、社会資本(スキル)は築けます。

このブログ自体、かなり賛否両論が分かれると思います。

「働けるのだったら働け、働きながら勉強している人もいる」おっしゃる通りです。

ですが、僕は自分のやりたいことを精一杯やりたい。もう、誰かに囚われることは嫌なのです。

生活保護者の中には働いてる人を見下す人もいますが、僕はその真逆です。日々感謝の心を忘れません。

働いてくれる人がいないと、僕のようなダメ人間は生きていけないのですから。

そして、僕に十分な知識、能力が身に付いたらしっかり社会の一員として働きます。それまで皆様にはご迷惑をお掛けしますがどうぞよろしくお願いします。